Vol.17
2000年8月号
企画展
「てんとう虫が走ったころ」開催   於 群馬県立歴史博物館
もう皆さんご存じかと思いますが、7月20日(木)から9月3日(日)まで、 スバルお膝元の群馬県は 高崎市の県立歴史博物館に於いて、「てんとう虫の走ったころ」 -スバル360の誕生とその時代- と題してスバル360を中心とした特別展が開かれています。 その中の企画の一つとして、去る7月23日(日)にスバル360の設計技術者達を招いての講演会が開かれました。 急な話だったのでチーム .356を代表して私(礒◎)が傍聴してきました。 講師陣はあの百瀬晋六氏のもとでスバル360の設計をした小口芳門氏、松本康平氏、木村高明氏の3名、司会は辛口自動車評論家の三本和彦氏。 スバル360設計当時の秘話が3氏から次々と飛び出し、また三本氏の巧妙な進行でアッというまに2時間30分が過ぎていきました。 内容の方はとてもここでは書ききれないので、ビデオを取ってありますのでそちらをご覧下さい。 さて、展示の方もなかなか充実していて上野の国立科学博物館にも展示されていた増加試作型、石膏モデルを始め、スバル360最終型、日本グランプリ優勝車、スバルPー1などなど・・・、どれも貴重な車ばかりでした。 また、スバル360の設計図や5分の1精密模型、前後足回りのディスプレー、なども展示 しており、さらに神様、故百瀬晋六氏のインタビューのビデオも会場の一画で流していてとても見ごたえのあるものでした。 当日は非常に暑い1日だったのですが、博物館の駐車場には古いスバルの姿もちらほら見受けられ、なかには窓も開かない、ベンチレーターも無い初期型デメキンを駆って来る強者も・・・。う〜んまあ私も富士重工ボディーの乗り合い自動車(クーラー付き)で会場入りしたんですけどネ! 仕事の都合で早々に引きあげなきゃならなかったので、じっくり展示がみられなかったのが1つ残念でした。う〜んもう1度行きたい!! 9月3日までにもう1度みんなで行きましょうか?もちろんスバルで! 4、5キロは痩せられるかも…。(イ)
デストリビューターの
メンテナンス(日立製)
      その2
ピニオンギアのグリスをふき取ってギア山のチェック!
「ウォ〜!」ギア山が半分近く減ってしまっているではありませんか。 これだけ減っていれば、アクセルオンとオフの時の負荷が変わったとき、バックスラッシュが出るわけですね!
これが、振動と、異音の素だ!ピニオンギアは、コッタピンを抜けば取り換えられるのだが変えを持っていないし、、、、

実際は、コッタピンを外し、シャフトを抜いてグリスアップしたいところだが外れないので、、、、
と、今年のニューイヤーで昴のパパさんから譲ってもらった、デスビと交換することに、、、

取り付ける、デスビは良くメンテナンスをしてあげましょう!
特に、自動進角装置(ガバナー)付きのデスビの場合は、ガバナーのサビを良く取りましょう!
ただし、ガバナースプリングを延ばしたりしないように要注意!
スプリングの係数が、変わってしまうと、点火時期が変わる回転数が変わってしまいます!
【ピニオンギヤノ交換部品を持っている方へ】
ピニオンギアを止めているコッタピンは、かしめて有るので、
その部分をドリルなどで削ってから押し出して外します。

●デスビの取付け手順
1、メンテナンスが終わったら、ピニオンにしっかりグリスを塗ろう!
2、デスビを差し込む。
  ◆このときのチェックポイント!!
 デスビ全体の向きが取り外す前と同じようになるように差し込
 むが、その際、取り外し手順の4で確認したときと同じように、
 シャフトの切り欠きがエンジン側に向くようにギア山を合わせ
 て差し込む。ピニオンギアの1山ぐらいは、ずれていても何と
 かなりますが大きくずれていると、エンジンがかかりませんの
 で御注意を!
3、クランプ(デスビ取付け用ステイ)のボルトを締める。
4、点火時期を合わせ、点火時期調整用のボルトを締める。
  あとは、取り外したものを元に戻して終了。

補足「コンタクト(ポイント)のギャップ調整」
 まず、デスビキャップを外し、コンタクト(ポイント)を止めてあるマイナスネジを外しコンタクトをAB共に外します。接点をしっかり磨きます。あまり凸凹のあるものは新品に取り換えましょう。Bのコンタクトが入る軸にグリスを塗りセットします。Aのコンタクトは手では動かない程度にネジを締めて仮止めします。ダイナモベルトのかかっているプーリーを回し、接点が一番開くところに合わせます。マイナスドライバーを「c」の切り欠きと出っ張りを利用してギャップを調整し、ネジを本締めします。
ギャップは、0.5ミリです。
(キ)
次号で「点火時期調整法」を紹介。
デストリビューター
(日本電装製)
 自動進角装置付き
部品番号  名 称

1  89117 0102 ゴムキヤップ
2  89100 0102 ギヤツプASSY
3  89101 0112 ロータヘツド
4  88031 0100 コンタクトセツト
5  89105 0102 ブレーカプレートAssy
6  88024 0110 ターミナルAssy
7  89118 0102 ターミナルカバー
8  89102 0102 コンデンサ
9  89123 0102 スクリュ
10 89143 0102 ピニオンセツ.ト
11 89140 0102 キャップクランプセツト(1)
12 89141 0102 キャップクランプセツト(2)
13 89124 0102 スクリュ
14 89116 0112 ハウジング
15 89150 0102 スラストニードルセツト
16 89112 0112 シャフトAssy
17 89145 0102 ガバナスプリングセツト
18 89142 0102 ガバナウエイトセーツト
19 89144 0102 カムAssyセツト