Vol.29 2001年9月号
「スバルサインの
      思ひ出」
'87年にグランプリ出版から出された「てんとう虫が走った日」の最後にこんな1節がある。「百瀬は通勤や出張などの足にスバル360をしばらく使っていた。スバル360の姿がようやく道路を走っているのをみかけるようになったころだった。むこうから、若い男が運転するすばるスバル360がやってきた。こちらのスバルにいるのが開発した百瀬であることをむこうが知るはずもない。通りすぎようとしたドライバーが百瀬に手を振った。あわてて百瀬も合図をかえした。ああ、これがスバルサインかと百瀬は思った。発売するとすぐにマニアの間でスバルクッションといわれるやわらかいスプリングが話題になった。坂道でもよく走り、小ぶりなのにタフなスバルはクルマを知る人々の間で愛されるものとなった。スバルに乗ることは、その良さを知るという意味で同士であり、わかっている’証明であった。それがスバルサインとしてひそかに広まっていた。そんな話をきいていた百瀬は、実際にそれを見るのははじめてだったが、走りながらうれしさがこみ上げてきていた。このクルマの良さをこうした形で態度に表してくれているのだ。スバル360をつくり、最もうれしいと実感したのは、完成祝賀会でもなく、発表会でもなく、この時だったという。」
先日NHKで放送されたプロジェクトXの冒頭のシーンでもありましたよね、すれ違う2台のスバルのドライバーが手を振り合っているのが…。このスバルサイン、今でも脈々と受け継がれていますよね!ただ、当時と違うのは「わかっている…」事の中にお互いの部品での苦労、維持の大変さ、ということも含まれていることでしょうか?しかし最近はめっきり街中でこの「スバルサイン」を交わすことがなくなってしまいましたいよね。イベント等の会場周辺でのすれ違いを除けば、最近では昨年の高崎ツーリングの時のR17号線での赤いスバルとのすれ違いかなァ?。でもあのスバルも後日談ではこんま356のホームページの掲示板で我々の高崎行きを知ったもといさんのスバルだったということだし…。本当に偶然に、街中でスバルとすれ違って「スバルサイン」を交わしたこと、皆さん最近あります?あのなんともい得ない興奮、感動、味わっていますか?今年で私はスバルに乗り始めて早15年目を迎えました。正直ここまでスバルにのめり込むきっかけの一因に「スバルサイン」もなっているのです。初めて買ったスバルの納車日、川崎の某ショップで初めてスバルのステアリングを握り、初めて自分でスバルを動かし走った感動(この体験はどなたにもありますよね!)を噛みしめながら自宅を目指し藤沢街道を帰ってくると、海帰りのクルマで渋滞していた対抗車線の車列の中に黄色いスバルの姿が…!
乗っていた2人の若者がニコニコしながらこっちに手を振っている!私は気恥ずかしさもあって小さく手を振ることしかできなかったのですが、心臓はもうバクバク状態!その時はもちろん「スバルサイン」なんて言葉は知らないけれど、同じクルマに乗っているということで、全然面識の無い者同士がなんともい得ない良い気持ちになれるなんて、スバルってなんてすごいクルマなんだろうと感動したのを今でもはっきり覚えています。同時にそれまでは街中でスバルに出くわしても眺めてるだけだった自分が、ついにスバルのオーナーに仲間入りしたと実感し、泥沼へ足を踏み入れた瞬間だったのでした。初めて尽くしの納車日に「スバルサイン」まで体験してしまったこの日は、私の人生において忘れられない1日となってしまいました。あの黄色いスバル、今でもどこかで元気に走っているかな?その後も近所で赤いスバルに乗っていたJ.高橋氏(懐かしい…)とも「スバルサイン」がもとで知り合いに。彼はスバルを手放しこんま356から離れてしまった今でも生涯の友人としてつき合わせてもらっています。全然面識の無いもの同士をここまで結び付けてしまう「スバルサイン」ってすごいですね!ちなみに彼は昨年結婚し、今年7月31日には愛娘「りりちゃん」が誕生、茅ヶ崎で元気に暮らしています。「こんま356皆さんにくれぐれもよろしく」とのことでした。さて、皆さんにも「スバルサイン」にまつわる思い出、「それがきっかけでこんま356の仲間になった」とか色々おありでしょう。皆さんの「スバルサイン」についての思い出話、是非聞かせてください。投稿お待ちしています。私のほうは、最近近所のアパートに大阪ナンバーのスバルが止まっていることを発見。どうやら転勤かなんかで越してきたらしい…。休みの日になると「スバルサイン」が交わしたくてそのアパートの近所を用も無いのに走り回っている私って変?
いよいよ目前
大井川長距離ツーリング
さて、いよいよ今年の長距離ツーリング、大井川行きが間近に迫ってきました。皆さん愛車の整備は順調に進んでいますか?今年は久しぶりに多数の参加が予定され、大変賑やかになりそうな感じで楽しみですね!
さて、新メンバーの方も多いですし、古参メンバーにとっても久しぶりに10台以上でのツーリングとなるので、改めてツーリングでのお願いを挙げておきますのでご協力下さい。
・集合場所へはガソリン満タンで集合して下さい。
・朝が早いので朝食等は前もって買っておいて下さい。 
・途中での給油も18Lタンク車の残量に合わせて行い、
  全車残量に関わらず行う。
 これは多台数でのGS、コンビニ等への立ち寄りは時間のロスが大きい
 のと出発時に危険が大きいので極力少なくしたいのでご理解下さい。
 集合場所が自宅から遠い方は集合場所付近でGSに寄ってから集合し
 て下さい。
・信号等で後続車と分離しても、見通しが良く安全な場所以外では止まっ
 て待たない。最近は無線を積んでる方が多いので、安全確保のためなる
 べく流しながら合流しましょう。
・安全運転に留意し、他車への割り込み等をしない。
まあ常識的なこともありますがお願いします。では楽しいツーリングにしましょう。
○パーソナル無線機をお持ちの方は是非スバルにセットして参加して下さい。逸れたときも便利ですし、眠気防止にも!
○持っていきたい物を上げればきりがないのですが強いて次のものぐらいは…
 軍手・2ストオイル・潤滑剤・ブレーキフルード・曇り止めガ
 ラスクリーナー・ブレーキクリーナーなどなど…
あと、体調も調えておきましょう。
オールドタイマー
 創刊号〜第3号
 限定5000部重版!
雑誌「オールドタイマー」が創刊されたのが'91年の9月、もうあれから10年もたったのですね。月日の経つのは早いものです。これを記念してかどうかは解らないですけれど、とにかく創刊号〜第3号までが限定5千部重版されるそうです。特に創刊号は特集記事がスバル360!28ページにわたってスバルを特集しています。特集ページの表紙はわれ等が会長守屋氏が乗っていた64年式コンバーチブル!72ページから4ページにわたってかなりディープに紹介されています。本文中の「2台目のスバル」の話「オールドモデル至上主義」も当時のこんま356のハヤリが垣間見れておもしろいですね。残念なのは10年前の守屋氏の顔写真が載ってないこと?(笑)
他にも森田氏(懐かしい)のガレージの写真、現在スカイラインS54Bのレストア記事を連載中の渡辺氏のスバルも90ページ91ページに掲載。「取材協力:コンマ356横浜」の文字も…。
とにかく今まで入手困難だったバックナンバーだっただけに、持っていないこんま356メンバーの方は絶対手に入れた方がいいですよ!入手方法は8月25日発売の「オールドタイマーVol.60」をご参照ください。
いよいよ決定!
第10回K&Kレース
さて、早いもので第10回目を数えるK&Kクラブマンズミーティングの
日時が決定しました。

場所:筑波サーキットフルコース
日時:2001年12月16日(日)  
    8時00分〜16時00分    
軽360オープンクラス 
  予選+1時間耐久レース  
     ¥29.800円
軽360ストッククラス
  予選+2時間耐久レース  
     ¥若干変更有り

第10回記念?大会は筑波サーキ
ットですか。今度は近くていいですね。えっ、もちろん8号車はエントリーしますよ!今回は島◎氏もやる気満々で12号車でエントリーするとか…。8号車は今回はソレックスツインキャブで臨むつもり(まだ何もやっていない…)です。今度こそ!!!メーカー賞をゲットするゾ!でも12月の筑波…、寒そうだなァ…。